整形外科
≪担当≫副院長 西田 智
【スタッフ紹介へ】
-
◆特徴
-
整形外科は、外傷における骨折や腱の損傷および神経の損傷などに対して専門的な治療を行っております。さらに、関節の痛み(肩、肘、手、手指、股、膝、足などの関節)に対して、手術(人工関節など)はもちろん、手術をしないで痛みと上手につきあっていく方法などを、患者さんと一緒に考えることを目標としています。ですから、患者さんとの対話を最重視しております。整形外科の治療は手術的治療だけではなく、保存的治療が基本であるべきだと思っております。患者さんとよくお話しし、疾患を理解していただき治療を行っています。
昨今、高齢化が進み、骨粗鬆症にかかっておられる患者さんが急増しております。骨粗鬆症により、背骨や足の付け根が骨折しやすくなります。そのために寝たきりとなる方は脳卒中や認知症に次いで第3位になります。それにもかかわらず、現在、全国に1200万人以上いると言われている骨粗鬆症の方で、治療を受けている方は、実に200万人しかいないのが現状なのです。当病院では、骨粗鬆症に対しての診断・治療を行っております。薬物治療はもとより、骨折の患者さんには1日でも早く、元の生活レベルへ復帰していただくことを目標に治療に当たっております。また、老若男女を問わずスポーツを楽しむ方が多くなってきています。そのために、スポーツによる外傷・障害も増加してきています。外傷はもちろん、スポーツ障害の予防や治療も行っています。一生涯スポーツに関わっていただくには、そのスポーツを理解し、そのスポーツ特有の外傷や障害を知ることが大切です。患者さんと一緒に学んでおります。 -
◆得意分野と対象疾患
-
・関節外科:膝を中心とした関節鏡視下手術。
・骨粗鬆症:圧迫骨折に対する治療や骨粗鬆症に起因する骨折に対する治療。
・スポーツ医学:予防も含め各スポーツによる障害、傷害の治療。
・外傷:すべての骨折や軟部損傷に対する治療を行っております。
※一日も早い自宅復帰・職場復帰・スポーツ復帰を目指しています。 -
◆主な検査
-
単純Xp、CT、MRI、超音波、骨密度、ミエログラフィー、神経根ブロック、神経伝導速度などですが、当日に対応できるべく努力をしております。
-
◆その他
-
患者さんとの対話をモットーに、患者さんに優しい医療を心がけております。
地域連携、病診連携を大切にしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。